ひとりで悩み苦しんでいる若者が沢山います。
生きずらさを抱えている発達障害の方が沢山います。
親に愛されず自分の居場所もないままに孤独感を抱えながら生きている子、
自分の居場所を探し求めて気付いたら戻れないような道に入り込んでしまった子、
誰も自分を分かってくれず親さえも信じられないと嘆く子、
自分はダメな人間なのだと心から信じ苦しんでいる子、
自分は必要ない人間なのだと死ぬことしか考えられない子etc・・・

昔々、私自身もそんな苦しい子ども時代を過ごしてきました。

リストカットもドラッグも非行も引きこもりも、全て自分を認められず自分を大切に思えない淋しさや心の叫びから来るものだと私は思っています。
その心の叫びが、様々な衝動や様々な行動に現れるのだと、自身の経験や多くのご相談に乗る中でそう感じます。
そして私は、その叫びに、その苦しみに、ただ寄り添うことだけをしてきました。

ただ寄り添うだけで、笑顔になる子たちがいます。
ただ寄り添うだけで、自分で答えを出して前に進める子たちがいます。

私が、自身の過去や生い立ちを赤裸々に公表している理由、それは、今同じようなことで悩み苦しんでいる若者が「自分だけじゃないんだ」と少しでも励みになれば、支えになれば、という想いから。
経験者にしか分からない気持ち、当事者にしか分からない気持ちがあります。
その気持ちに寄り添うことが、経験者である私の一番の使命であり、私の目指す活動の指針です。

そして「いつでも泣いていいんだ」「あなたは、そのままでいい」と伝えることが、私の役目。
「自分はなんて不幸なんだ」「どうせ自分なんて」と、自分の歩いている道は陽の当たらない裏道なのだと思ってしまうけれど、実はそこも陽の当たる道なんだということを伝えることが、私の役目。

「自分なんか居なくなればいい」と心から血を流したように苦しむ子たちが「自分が大好き」と思えるように。
そして、生きていること自体が「感謝」に思えるように。
この私が、今毎日幸せで、過去も今も全てが感謝だと思えるようになれたのだから・・・きっと、誰でもそうなれるはず。

私がついてる。
ひとりじゃないよ。

NPO法人若者メンタルサポート協会 理事長 岡田沙織

理事長 岡田沙織